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事務局ニュース【NO.2014-137】

医療クラスター構想 第6回シンポジウムのご案内 PDF版

◆「医療クラスター神奈川」による医療の成長戦略

医療が成長戦略の柱と言われて久しいのですが、残念ながら、未だ日本経済の牽引車と呼ぶには力不足と言えます。 神奈川県は黒岩祐治知事の強力な指導力によって、3つの特区の指定を受けています。

●国際戦略特区「京浜臨海部ライフイノベーション」

●地域活性化総合特区「さがみロボット産業特区 −ロボットで支える県民のいのち−」

●国家戦略特区、「健康・未病産業と最先端医療関連産業の創出による経済成長プラン〜 ヘルスケア・ニューフロンティアの実現に向けて〜 」

いずれも知事の公約である「いのち」をテーマにした特区であり、医療は重要な要素になっています。

医療を成長戦略の柱にするには医療現場のニーズを知り、その要求に応える知恵が必要であり、それが知的財産として集積され、 機材や薬剤さらにはシステムとして結実していくことが必要です。そのためには効率の良いニーズの把握、知恵の創出、 製品という形あるものへの昇華、形のないシステムへの昇華といった一連の過程が必要です。これらの過程は多くの要素と、 それを支える人材が関与します。したがって、人材、作業過程、施設、業種などが集積し、 有機的に変幻自在に関係が持てる「医療クラスター」が求められます。

今回は、豊かな自然に恵まれ、MICE機能も充実し、人材も企業も豊かでありながら、 コンパクトでまとまりの良い神奈川県における医療クラスターの在り方について、皆さんと考えましょう。

地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 理事長 土屋了介
NPO法人 健康医療開発機構(医療のまちづくり担当)

◆日 時

2015年2月20日(金)

18:00 〜 20:00第一部 講演会
(定員130名 参加費無料)
20:00 〜 21:00第二部 意見交換会
(定員70名 参加費2,000円)
※WEB・FAXにて申し込み順に受付ます。

主 催:NPO健康医療開発機構 医療クラスター研究会

会 場:TKP横浜ビジネスセンター6A(横浜駅西口5分)

◆プログラム

◇第一部講演会 
17:30 開場・受付
18:00 開会にあたって 座長 土屋 了介
18:10 ビデオメッセージ 神奈川県知事 黒岩 祐治
18:20 講演 ※講演資料を掲載しました

1. 神奈川における特区政策の展開 神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア推進局長 佐久間信哉

2. 神奈川県のがん対策とがんセンターの役割 県立がんセンター副院長 中山 治彦

3. がんセンターにおける先進医療の取り組み 県立がんセンター放射線腫瘍科部長 中山 優子

4. 神奈川の医療課題と解決の方策 県立病院機構理事長 土屋 了介

討議

20:00 会場移動・休憩
◇第二部 意見交換会
20:05 開始挨拶
21:00 終了

◆講師のご紹介

【黒岩 祐治】

神奈川県知事
知事就任以来、超高齢化社会への移行スピードが早い神奈川で、いのちをテーマに施策を展開。
3つの特区事業の推進により、成長産業となり得る新たな「未病産業」の創出、神奈川発の新たなヘルスケアシステムの創造をめざし、 海外への発信を行っている。「未病を治すかながわ宣言」とともに「最先端医療・最新技術の追求」を掲げ、 国民の健康寿命の延伸と日本経済の活性化を図る。

【佐久間信哉】

神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティア推進局長
超高齢社会の到来という急激な社会変化を乗り切り、誰もが健康で長生きできる社会を目指す、 神奈川県の新たなプロジェクト「ヘルスケア・ニューフロンティア」。変化を乗り越える中長期的な改革によって、 健康寿命日本一と新たな市場・産業の創出の実現に向けた取組みを推進する。

【中山 治彦】

神奈川県立がんセンター副院長 呼吸器外科
年間150症例以上、国立がんセンター時代から通算2000例の肺がん手術実績を有しながら、 がん撃退のみでなくQOLも考慮に入れた将来的展望のもてる治療を目指す。院内では外科と内科の連携を重視しチームで治療方針を決め、 病にかかった人を癒すことも忘れないことを心がける。

【中山 優子】

神奈川県立がんセンター放射線腫瘍科部長
群馬大学医学部、東海大学医学部を経てがんセンター。放射線腫瘍学・肺がんの放射線治療を専門とし、 広範囲にわたる部位のがんを対象に、内科的診療から身体への侵襲の少ない放射線治療までを行う。
各臓器の専門医と連携し、新たに整備される重粒子線治療施設の臨床に特化した運用を目指す。

【土屋 了介】

NPO法人健康医療開発機構 理事、(地独)神奈川県立病院機構理事長
米・メイヨークリニック留学後、防衛医科大学助手を経て国立がんセンター病院へ。
2006年4月、中央病院院長に就任。2010年から公益財団法人がん研究会顧問、11年に同理事。
15年度より現職。医療の提供体制、医学教育のあり方等の提言を行いながら、日本の医療現場をよくするために奮闘中。

◆お申し込み方法

参加ご希望の方は、インターネットでお申込みを承ります。 「こくちーず」(告知's)のホームページから、「医療クラスター」で検索してください。
下記のURLから直接開くこともできます。

http://kokuchieese.com/event/index/217724/
ページ上部の「お申込み」タグから「申込フォーム」を開き、必要事項をご記入ください。

アクセスが困難な場合は、e-mail、FAXでも受付致します。フォーム(こちらからダウンロード ) に内容をご記入の上、医療クラスター研究会事務局宛にお申込みください。

◆問い合わせ先

NPO法人医療のまちづくりサブコミッティ
医療クラスター研究会事務局(株式会社アバンアソシエイツ内)

〒150−0002
東京都港区赤阪3-11-3赤阪中川ビル3階
電話:03−5544−8411
e-mail:medcl.labo@gmail.com

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