日 時:2014年7月10日(木)18時30分〜20時30分
場 所:学士会館 (千代田区神田錦町3−28) 203号室
参加費:¥5,000 (お食事、お飲み物代含む) 但健康医療開発機構会員は¥3,000
主 催:横山禎徳 社会システムデザイナー・健康医療開発機構 理事
キー・プレゼンテーション:浅島誠先生((独)産業技術総合研究所フェロー 兼 幹細胞工学研究センター長)
タイトル及び概要:「生命科学の現状と今後」
20世紀後半から21世紀にかけて、生命科学は、ものすごい勢いで発展しています。 ゲノムの解析、分子イメージング、画像診断、ゲノム編集、クローン生物、脳科学、がん診断、再生医療、個別化医療などさまざまである。 それらはある部分では、苦痛や痛みをのぞいたりして、豊かさと便利さをもたらしたが、 負の部分も考えておかなければならない時代に来ている。 それらを総合的に考えてみたい。
【浅島誠先生プロフィール】
<現職> (独)日本学術振興会 理事、(独)産業技術総合研究所フェロー 兼 幹細胞工学研究センター長 東京大学・名誉教授
<略歴>
1944年 9月 6日生まれ 理学博士 | |
昭和47年 | 東京大学理学系大学院博士課程修了(理学博士) |
昭和47年 | ドイツ・ベルリン自由大学分子生物学研究所研究員 |
昭和60年 | 横浜市立大学文理学部教授 |
平成8年 | 東京大学大学院総合文化研究科教授 |
平成15年 | 東京大学大学院総合文化研究科長・教養学部長 |
平成17年 | 日本学術会議副会長 |
東京大学生命科学教育支援ネットワーク長 | |
東京大学大学院総合文化研究科生命科学構造化センター長 | |
平成19年 | 東京大学 副学長・理事 兼 特任教授 |
平成20年 | 国際大学協会理事 |
平成21年 | (独)産業技術総合研究所フェロー兼器官発生工学研究ラボ長 |
東京大学大学院総合文化研究科特任教授 兼 総長室顧問 | |
(独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター 上席フェロー | |
平成22年 | (独)産業技術総合研究所フェロー兼幹細胞工学研究センター長 |
筑波大学 生命科学学際領域研究センター長 | |
平成23年 | (独)日本学術振興会 理事 |
<受賞等>
1.日本動物学会賞 | (平成2年) |
2.井上学術賞 | (平成2年) |
3.Man of the Year 1991 (USA. ABI) | (平成2年) |
4.木原記念学術賞 | (平成6年) |
5.ジーボルト賞(ドイツ政府) | (平成6年) |
6.東レ科学技術賞 | (平成11年) |
7.持田記念医学薬学学術賞 | (平成12年) |
8.内藤記念学術賞 | (平成12年) |
9.有馬啓バイオインダストリー協会賞 | (平成12年) |
10.上原賞 | (平成13年) |
11.学士院賞.恩賜賞 | (平成13年) |
12.紫綬褒章 | (平成13年) |
13.比較腫瘍学常陸宮賞 | (平成14年) |
14.日本宇宙生物学会功績賞 | (平成19年) |
15.東京大学名誉教授 | (平成19年) |
16. エルヴィン・シュタイン賞(ドイツ財団) | (平成20年) |
17. 横浜市立大学名誉教授 | (平成20年) |
18. 文化功労者 | (平成20年) |
19・佐渡市名誉市民(第1号) | (平成22年) |
<専門>発生生物学・細胞生物学、
1.「卵から幼生への形づくり」について実験形態学から分子細胞生物学まで行っている。
2.器官形成の細胞生物学
3.細胞の増殖と分化の分子生物学的研究
<原著論文> 英文論文 約381篇(ほか和文総説180篇)
7月10日に今年度第1回目のGDHDパーティを開催します。自分に関係あるかどうかなどお考えにならず、是非ご参加ください。 このパーティは毎日の生活の中では出会うことのない人たちに出会う「場」です。お互いいろいろ話をし、ふーん、おもしろそうなことをやっている,おもしろい人、変わった人、魅力的な人がいるなと感じ、そういう人に今日は何人か出会ったなという気持ちを持ってお帰りいただきたいのです。
このパーティは健康医療開発機構が主催していますが、この機構のテーマはTR、すなわち、Translational Researchです。聞き慣れない方も多くおられるかもしれません。TRとは生命科学などの基礎的研究成果を健康医療分野で実用化するための橋渡しをする研究のことです。 TRが活発になるためには、研究者、医師、企業、行政、政策立案者,その他、諸々の幅広い分野の方々が分野を超えて機能的・有機的に協力できることが自然に出来上がっていくのが望ましいはずです。そのためには、まず、出会い、知り合うこと、それも、インフォーマルな場で知り合うことが大事ではないかと考えています。そのための「場」としてGDHDパーティを年に数回開催する予定です。
ところで、GDHDとは日本語です。「偶然の出会いは必然の出会い(Guzenno Deaiwa Hitsuzenno Deai)」の頭文字をとったものです。すなわち、何となく来てみたパーティで偶然知らない人に出会い、ちょっと話をして、記憶に残り、それが何かのことで再び出会い、何か予想もしなかった形でTRの活動につながっていくことを期待しています。 このパーティに参加するのに気が乗らないということもあるかもしれません。どうせ、いつものパーティのように知った同士が話をして終わりだろうし、こんな医療とか創薬の分野など自分に関係ないから知らない人ばかりだろう。そういう人と話をするのもおっくうだし・・・という風にお考えではないかと思います。
このGDHDパーティはそのようなパーティとは違います。知らない同士が自然に話をするような工夫が組み込まれています。何となく、知らない人と話をしてしまうようになっているのです。主催者側のメンバーは参加してくださる方々がこれまで会ったことのない人と話するきっかけを作る努力をしています。だから、出不精で知らない人と話をするのがおっくうな人こそ参加していただきたいのです。それによって新たな出会いが起こることを期待しています。
主宰者代表 横山禎徳
参加ご希望の方は事務局 sanka@tr-networks.org までご連絡下さい。
特に申し込み受付のご連絡はいたしませんが、定員になり次第申込を締め切りますので、ご参加いただけない場合には、事務局よりご連絡いたします。
以上