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事務局ニュース【NO.2012-105】

2012年度第2回GDHDパーティのご案内

日 時:2012年10月22日(月)18時30分〜20時30分 

場 所:学士会館 (千代田区神田錦町3−28) 203号室

参加費:¥5,000 (お食事、お飲み物代含む)

主 催:横山禎徳 社会システムデザイナー・健康医療開発機構 理事

キー・プレゼンテーション:土屋了介先生 (財)がん研究会・理事

タイトル及び概要:「分化と統合」

学問・科学は専門分化し、時代と共にさらに細分化していくが、大きなプロジェクトの完遂には細分化した学問・科学を統合することが必要である。
このような観点から、今、問題の多いわが国の医療分野での分化と総合について考える。臨床医療での最も大切なプロジェクトは個々の患者の診療である。このプロジェクトの解決には専門医か家庭医かの問題が現在の日本でのテーマである。日本の医療問題でのプロジェクトは社会保障改革の中で考えられるのであろうが、誰が担当する のが的確で、分化したどのような学問・科学が、どのように統合されたら解決できるのかを考える切っ掛けをお示しできるよう努力したい。

土屋了介先生略歴: 胸部外科学(特に進行肺癌の手術)を専門。慶応義塾大学医学部卒。米国メイヨクリニック留学後、防衛医科大学助手、国立がんセンター中央病院臨床検査部長、副病院長、国立がんセンター中央病院長を経て現職。健康医療開発機構理事。

GDHDパーティへのお誘い

10月22日に今年度第2回目のGDHDパーティを開催します。自分に関係あるかどうかなどお考えにならず、是非ご参加ください。 このパーティは毎日の生活の中では出会うことのない人たちに出会う「場」です。お互いいろいろ話をし、ふーん、おもしろそうなことをやっている,おもしろい人、変わった人、魅力的な人がいるなと感じ、そういう人に今日は何人か出会ったなという気持ちを持ってお帰りいただきたいのです。

このパーティは健康医療開発機構が主催していますが、この機構のテーマはTR、すなわち、Translational Researchです。聞き慣れない方も多くおられるかもしれません。TRとは生命科学などの基礎的研究成果を健康医療分野で実用化するための橋渡しをする研究のことです。 TRが活発になるためには、研究者、医師、企業、行政、政策立案者,その他、諸々の幅広い分野の方々が分野を超えて機能的・有機的に協力できることが自然に出来上がっていくのが望ましいはずです。そのためには、まず、出会い、知り合うこと、それも、インフォーマルな場で知り合うことが大事ではないかと考えています。そのための「場」としてGDHDパーティを年に数回開催する予定です。

ところで、GDHDとは日本語です。「偶然の出会いは必然の出会い(Guzenno Deaiwa Hitsuzenno Deai)」の頭文字をとったものです。すなわち、何となく来てみたパーティで偶然知らない人に出会い、ちょっと話をして、記憶に残り、それが何かのことで再び出会い、何か予想もしなかった形でTRの活動につながっていくことを期待しています。 このパーティに参加するのに気が乗らないということもあるかもしれません。どうせ、いつものパーティのように知った同士が話をして終わりだろうし、こんな医療とか創薬の分野など自分に関係ないから知らない人ばかりだろう。そういう人と話をするのもおっくうだし・・・という風にお考えではないかと思います。

このGDHDパーティはそのようなパーティとは違います。知らない同士が自然に話をするような工夫が組み込まれています。何となく、知らない人と話をしてしまうようになっているのです。主催者側のメンバーは参加してくださる方々がこれまで会ったことのない人と話するきっかけを作る努力をしています。だから、出不精で知らない人と話をするのがおっくうな人こそ参加していただきたいのです。それによって新たな出会いが起こることを期待しています。

主催者代表 横山禎徳

参加申し込み

参加ご希望の方は事務局 sanka@tr-networks.org までご連絡下さい。
特に申し込み受付のご連絡はいたしませんが、定員になり次第申込を締め切りますので、ご参加いただけない場合には、事務局よりご連絡いたします。

以上

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