日時:2017年9月14日(木)18時30分〜20時00分
場所:東京大学医科学研究所 2号館2階大講義室 http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/access/ http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/ (キャンパスマップ10番の建物の2階です)
会費:¥1,000 (NPO健康医療開発機構会員、学生は無料)
定員:70名
講演タイトル:五感に訴えかける空間デザイン ― ユニバーサルデザインがひらくこれからの都市ビジョン ―
講師:原 利明氏(鹿島建設(株) 建築設計本部 一級建築士 博士(人間科学))
参加ご希望の方は事務局sanka@tr-networks.orgまでご連絡下さい。
なお、特にお申し込み受付のご連絡はいたしませんが、会場の都合により定員に達し次第、申し込みを締め切ることがございますので、 その場合のみご連絡いたします。ご了承ください。
【プロフィール】
<経歴>
1990年鹿島建設(株)建築設計本部建築設計部入社 2004年(財)国土技術研究センター出向 2006年より現職<主な著書(共著)>
中部国際空港のユニバーサルデザイン(2007年、鹿島出版会) 眼科プラクティスロービジョンケア(2007年、文光堂) 至高の階段(2013年、彰国社) 利用者本位の建築デザイン(2017年、彰国社)<非常勤講師など>
桑沢デザイン研究所非常勤講師(2006年度より) 国土交通大学校非常勤講師(2009年度より) 静岡文化芸術大学特別講師(2014年度より)【講演概要】
ヒトは、空間を認知するのに視覚情報以外にも無意識レベルで聴覚・触覚・嗅覚も利用しています。
そして、すべての感覚をフル回転させて空間を認知しているのです。しかし、視覚情報が圧倒的に優位なため多くの人はそれを意識することはありません。
複数の感覚に訴える環境は、ある感覚を失っても他の感覚が補完でき、多様なひとに空間情報を提示することが可能となります。
ビジュアル偏重社会の今だからこそ、もう一度自分の身体を通して世界を見ることで新たな環境づくりのヒントが見えてくると考えています。
そこで今回は、五感に訴えかけるデザインの可能性と日本から世界に発信したい超高齢社会の都市ビジョンについてお話をしたいと思っております。
※鹿島のUDの取り組みを紹介するサイトが公開されました。
以上