日時:2014年1月21日(火)18時30分〜20時30分
場所:東京大学医科学研究所 2号館2階 大講義室
東京大学医科学研究所へのアクセスおよびキャンパス・マップは下記サイトをご参照ください。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/access/
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/ (地図の10番の建物です)
会費: ¥1,000 (NPO健康医療開発機構会員、学生は無料)
定員: 80名
講演タイトル: 薬剤・核酸医薬をがんへ送り届ける高分子ナノキャリア
講師: 宮田完二郎氏(東京大学大学院医学系研究科附属疾患生命工学センター臨床医工学部門・准教授)
参加ご希望の方は事務局sanka@tr-networks.orgまでご連絡下さい。
なお、特にお申し込み受付のご連絡はいたしませんが、会場の都合により定員に達し次第、申し込みを締め切ることがございますので、
その場合のみご連絡いたします。ご了承ください。
【講演概要】
siRNAに代表される核酸医薬は、多様な疾患に対する新規治療薬となることから大きな期待を集めている。 しかしながら、核酸医薬の標的細胞への到達効率は非常に低く、多額の研究開発資金の投入にも関わらず、その実用化は困難をきわめている。 本講演では、既に臨床試験が進んでいる抗がん剤デリバリーシステムに関して説明した後、第二世代のデリバリーシステムとして核酸医薬ナノキャリアの最新知見を紹介する。
【略歴】
2006年 東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻 博士課程修了 博士(工学)取得
2007年 東京大学 大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 特任助手・特任助教
2009年 東京大学 大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 助教
2013年 同 准教授
学部生時代より、高分子材料を基盤とする遺伝子・核酸医薬デリバリーシステムの開発に従事。
2010年に高分子学会より高分子研究奨励賞を、2012年に日本バイオマテリアル学会よりバイオマテリアル科学奨励賞を受賞。
2013年より日本DDS学会の評議員を務める。