日時:2013年7月25日(木)18時30分〜20時30分
場所:東京大学医科学研究所 2号館2階 大講義室
東京大学医科学研究所へのアクセスおよびキャンパス・マップは下記サイトをご参照ください。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/access/
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/ (地図の10番の建物です)
会費: ¥1,000 (NPO健康医療開発機構会員、学生は無料)
定員: 80名
講演タイトル: 魅せる医学、広める医学 〜医学×デジタルコンテンツ その可能性と課題〜
講師: 瀬尾 拡史氏(株式会社サイアメント 代表取締役社長・医師)
参加ご希望の方は事務局sanka@tr-networks.orgまでご連絡下さい。
なお、特にお申し込み受付のご連絡はいたしませんが、会場の都合により定員に達し次第、申し込みを締め切ることがございますので、
その場合のみご連絡いたします。ご了承ください。
【講演概要】
本講演前半では、サイエンスコンテンツ制作における課題を、具体例を交えながら紹介する。 コンテンツ制作は実験装置や医療器具と異なり、完成品が紙媒体や或いはデジタルデータであることから、制作の難しさやデザイナーの苦労を正しく評価して頂くことがなかなかに難しい状況にある。
しかし一方で、時間をかけてしっかり制作されたコンテンツは計り知れないほどの力を持ち、単にサイエンスの理解に役立つだけでなく、 新たな共同研究のきっかけになることもあれば、患者・患者家族が病気についてきちんと納得し、安心感を与えることも出来る。 子どもたちが未来の研究者を志すきっかけにも繋がる。きちんとしたサイエンスコンテンツを作りたくてもなかなか作れない日本の現在の問題点なども紹介する。
後半は、より焦点を絞り、eラーニングに関して紹介する。企業内研修や学校教育の一手段と思われていたeラーニングだが、 ITの進展とともに様々な分野でその手法が利用されている。今回は、小児気管支喘息患者を対象としたテイラー化教育プログラムの研究事例を通して、 医療現場においてデジタルコンテンツが果たすひとつの役割を紹介する。
【略歴】