トップページに戻る | 一覧に戻る

事務局ニュース【NO.2011-096】

第2回GDHDミーティング開催報告

セカンド・ステップへ 〜GDHD/偶然の出会いは必然の出会い〜

 Translational Research(TR)、これは私たち機構のテーマです。生命科学などの基礎的な研究成果を健康医療などの分野で実用化していく橋渡し研究をするためには、 組織の機敏性と新しい要素を取り込む柔軟性が欠かせません。TRの新しい芽を育てていくことは、もう一つのコンセプト『Network of networks』を充実させていくことにかかっています。

研究機関、企業、行政や政策立案などなど幅広い分野の人々が、出会い、垣根をこえて結びつきを深め、協力しあう。これが、『GDHD・・Guuzenno Deaiwa Hituzennno Deai』。 インフォーマルな場で出会い、予想しなかった形でTRの活動につながっていくことを期待しています。

さて、GDHDの第2歩が踏み出されたのは、11月16日(水)、前回と同じ学士会館。医療、福祉、教育、メディア、そしてさまざまな企業から50名ほどの多彩な顔ぶれが集まり、 東京大学大学院木村廣道特任教授のキー・プレゼンテーション・『拡大する“新”医療産業の最前線』で幕をあけました。刻々と変化を遂げる医療産業の方向性と、 新たな医療ソリューションを求めて世界規模で繰り広げられる激しい獲得競争について、最先端で展開される動きには目が離せません。 創造性に富み、多岐にわたる経験と知識に裏打ちされた木村教授のプレゼンテーションに、思わず引き込まれ、遊び心をも大いにくすぐられたのではないでしょうか。

医療や『創薬』などに実際かかわっていらっしゃらなくても、パーティに参加してくだされば、会話をかわし、自然と話がはずむ雰囲気づくりができるように、 常に心がけています。毎日の生活の中ではなかなか知り合えない人々の出会いの場がGDHDなのです。知らない人とは話をするのは気が引ける、億劫だという方にこそ参加していただきたいのです。

参加を重ねるうちに顔見知りができ、安心して話ができ、また知らない人もいてドキドキして新鮮だと感じていただけるように『いいマンネリ』を維持していこうと考えています。

今回は3分の1ほどの方々が、前回に続いて参加してくださいました。また、女性の存在感も大きく、新しいグループから次のグループへと会話が続きました。2回目ということもあり、カジュアルな雰囲気で、気張らずにこの『場』を楽しんでいらしたようです。

次回は来年2月8日(水)、場所はいつもの学士会館。研究者をはじめとする若手の皆さんがさらに参加していただけるような仕掛けづくりに、努めていきます。どうぞご期待ください。

思わぬ出会いから生まれた貴重な芽をサポートしていくためにも、さらにダイナミックな発想で活動の幅を広げていきたいと思います。

皆さまのご協力とご支援をぜひよろしくお願いいたします。

※当日キープレゼンテーション木村廣道先生講演資料はこちらからご覧いただけます。【講演資料:PDF版

木村廣道先生

トップページに戻る | 一覧に戻る