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事務局ニュース【NO.2010-083】

【第22回健康医療ネットワークセミナー】

開催概要

日時:2011年1月11日(火)18時30分〜20時30分 

場所:東京大学医科学研究所 2号館2階大会議室

東京大学医科学研究所へのアクセスおよびキャンパス・マップは下記サイトをご参照ください。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/access/
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/ (地図の10番の建物です)
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/campus_bld.html#section1

会費: ¥1,000 (NPO健康医療開発機構会員は無料)

定員: 50名

講演タイトル: 「医療倫理の地球的課題:生まれ変わる喜びの時代を創造する」

講師: 安田喜憲先生 (環境考古学者/国際日本文化研究センター教授) 

参加申し込みについて

参加ご希望の方は事務局sanka@tr-networks.orgまでご連絡下さい。
なお、特にお申し込み受付のご連絡はいたしませんが、会場の都合により定員に達し次第、申し込みを締め切ることがございますので、 その場合のみご連絡いたします。ご了承ください。

プログラム

【安田喜憲先生プロフィール】

●経歴

1946年 三重県生まれ
1972年  東北大学大学院理学研究科修士課程修了
1974年 東北大学大学院理学研究科博士課程退学
広島大学総合科学部助手をへて、理学博士
1988年  国際日本文化研究センタ-助教授
1994年  同センタ-教授(現在に至る)
1995年  麗澤大学客員教授(現在に至る)
1996年   中日文化賞受賞 フンボルト大学客員教授
1997年-1999年京都大学大学院理学研究科教授(併任)
2004年-2005年国際日本文化研究センタ-副所長
2006年4月スウェーデン王立科学アカデミ-会員(現在に至る)
2007年 東京財団主任研究員(現在に至る)
2007年11月紫綬褒章受章
2008年  稲盛財団環境文明倫理研究センター所長(現在に至る)
2009年  NHK経営委員
2010年  中山賞受賞

●プロジェクト

1991年-1994年文部科学省重点領域研究「文明と環境」
1997年-2001年 文部科学省COE拠点形成プロジェクト「長江文明の探求」
2006年-2010年文部科学省基盤S「年縞による高精度の環境史復元と 稲漁撈文明の興亡」ほか、経済産業省、環境省、日本経団連、東京財団などの委託研究事業などのビッグプロジェクトのリーダーをつとめる。

●専攻

専攻は、環境考古学。古代文明の比較研究。

「環境考古学」という新たな分野を日本で初めて確立した。

1980年には、日本文化が森の文化であったことを初めて実証した。

古代文明の盛衰と環境変動とのかかわりを世界的スケ?ルから研究し、自然科学と人文科学の学際的研究に取り組んでいる。

【講演概要】

1.風土が人間の心や体に影響を与えている、ひいては文化や文明に影響を与えていると言うとこれまでそれは環境決定論だ、えせ科学だと批判されてきた。しかし地球環境問題の危機的進行の中でようやく風土の力が人間にあたえる影響が科学的にも注目されるようになり研究も部分的にはじまった。

私は新たなライフサイエンスのテラインコグニータは人々の心や健康に風土がいかに大きな影響を与えているかを解明するところにあると確信している。

2.祈りの効用についてもまったく解明されていない。修行を積んだ僧侶がなぜ奇蹟を起こせるのか。21世紀は祈りの世紀にしたいというのが私の考えである。実際、命を扱う医師がもっとも祈っておられるのではないか。

3.一神教のように永遠に生きるのではなく、生まれ変わる喜びを受容する文明を創造するのが私の使命であると思っている。現代文明は生きる喜びは教えることができたが、生まれ変わるための死の喜びを失った。巨額の費用を投じて臓器移植する延命は尊いが、すべての人にその延命処置はほどこせない。生まれ変わるための死の喜びを受容する文明をどのように創造していくかが大きな課題。

4.医師は技術と知識とともに確かな倫理を獲得しなければならない。医療倫理は地球的・宇宙的課題の中で論じられるべきものである。こうした視点がいままでの医療倫理には欠落している。

5.環境文明倫理研究センターで刊行した最近の著書:稲盛和夫編『地球文明の危機倫理編』東洋経済新報社 2010年にはこうした医療倫理の地球的課題・宇宙的課題について語っているので、医師の方にはぜひご一読いただきたい。

以上

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