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事務局ニュース【NO.2009-059】

【第15回健康医療ネットワークセミナー】

開催概要

日時:11月9 日(月) 18時30分〜20時30分

場所:東京大学医科学研究所 2号館2階大会議室

東京大学医科学研究所へのアクセスおよびキャンパス・マップは下記サイトをご参照ください。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/access/
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/ (地図の10番の建物です)
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/access/campus/campus_bld.html#section1

会費: ¥1,000 (NPO健康医療開発機構会員は無料)

講師: 濱田健司氏 農協共済総合研究所 研究員

講演タイトル: 「農の福祉力、その新たな可能性〜障がい者就労と農業、共働、子ども力〜」

参加申し込みについて

参加ご希望の方は事務局sanka@tr-networks.orgまでご連絡下さい。
なお、特にお申し込み受付のご連絡はいたしませんが、会場の都合により定員に達し次第、申し込みを締め切ることがございますので、 その場合のみご連絡いたします。ご了承ください。

プログラム

講演概要:

○我が国の農業は、十分な所得が得られず、また高齢化などの進行により担い手が不足している。我が国の食料自給率は46%と先進国の中では最も低い。そのような中では食料安全保障を保つことは難しい。また、効率的な農業生産の追求は健康問題や環境問題、さらには貧困問題を引き起こしてきている。

○一方、障がい者については、その就労状況は健常者に比べ、極めて困難な状況にある。軽度な身体障がい者や知的障がい者の就労はすすみつつあるが、中度や重度の知的障がい者、精神障がい者の就労についてはまだまだ十分ではない。

○農には、生産機能、雇用創出機能、環境保全機能の他に、教育・レクリエーションなどの機能がある。

○農には「福祉力」があり、障がい者の教育・訓練・就労についても他に比べ取り組みやすい。

○こうした中で、農と障がい者、農と医療にかかる取組みが、全国でさまざまな形で取り組まれている。

○本報告では、実態調査の中で明らかになったことを中心に報告し、農の新たな可能性について考えてみたい。

○資本主義から排除されたモノの役割がそこにはある。

○農は「いのち」の取組みであり、農、そして福祉には21世紀の人間のあり方を示唆するものがある。

 
濱田健司氏略歴  博士(農業経済学)
1999年〜02年東京農業大学大学院修了、東京農業大学副手
2001年〜02年華学園非常勤講師、群馬県立農林大学校非常勤講師
2002年〜 現在農協共済総合研究所研究員
2008年〜09年慶應義塾大学大学院教授
2009年〜 現在農林水産省農林水産政策研究所客員研究員

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