第12回健康医療ネットワークセミナーは 2009年6月2日(火)、東京大学医科学研究所 2号館2階大会議室で開催されました。
今回は、東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携部門特任研究員畑中暢代先生、マッキャンヘルスケアワールドワイドジャパン西根英一氏
にお話をいただきました。当日の講演資料を掲載しましたのでどうぞご覧ください。
プログラム1
講演タイトル:「先進医療における患者・医療者のコミュニケーション」
講師:畑中暢代先生 東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携部門 特任研究員
講演概要:医療の現場では、患者と医療者のコミュニケーションの難しさが指摘され、患者満足 度に影響する因子として、
医師のコミュニケーション力が上位に挙げられています。スタンダードな医療の現場において、コミュニケーションスキルは医療者に当然のように求められます。
そのような中、先進医療においての患者と医療者のコミュニケーションは、さらに難しい課題があります。探索医療の位置にある膵島移植医療の現場 をモデルに下記について話をすすめ、
コミュニケーションの問題を検討します。[講演資料:KB])
プログラム2
講演タイトル:「リテラシーってなんだ?」
講師:西根英一氏 マッキャンヘルスケアワールドワイドジャパン
講演概要:医療現場には、「なぜ患者と医者は理解し合えないのか?」という永遠の謎が存在する。それがリテラシー向上の一部の障害となっている場合もある。
これは単に、医師の一部が自覚するコミュニケーション下手が原因ではない。その探索を、行動科学的アプローチに求めることにする。[講演資料:KB])