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事務局ニュース【NO.2008-016】

【シンポジウム「がん診療の明日を創る」開催報告その1】

2月23日(土)午後、学術総合センターにおいてシンポジウム「がん診療の明日を創る」が開催されました。

本シンポシウムは、国民の最も関心の高い病気のひとつである、がんをテーマとして、がん医療の現場と先端医療開発にその全てを傾倒し、文字通りがん診療の明日を創っておられる最先端の医師、研究者の方々から、明日のがん診療の創出を目指した取組み等について、ご講演、ご討議を頂き、がん等の健康医療分野に関心のある一般市民の方々や新たな治療法の開発や創薬などに挑戦しておられる方々を対象に、広く参加・出会い・創造の場を提供させて頂くために開催されました。

「がん対策基本法」が2007年4月に施行され、同法に基づき「がん対策推進基本計画」において、がん患者を含めた国民の視点にたったがん対策を実施すること等を基本方針敏、重点的に取り組むべき課題として「がん医療」や「がん研究」がとりあげられたこともあり、今年度の当機構のシンポジウムはこれを受けて、新しいがんの治療方法等の開発や臨床研究等の最先端でがん診療の明日を創っておられる最高峰・最先端の方々にご講演をお願いしました。

武藤徹一郎理事長による基調講演「がんで死なないために」、土屋了介がんセンター中央病院長による特別講演「日本のどこでも適切ながん診療を」、休憩をはさんで、中井徳太郎理事によるNPO法人健康医療開発機構の活動についての説明、続いて上田龍三(名古屋市立大学教授/NPO健康医療開発機構理事)、河上裕(慶應義塾大学教授/NPO健康医療開発機構TR研究局)、中村祐輔(東京大学教授/NPO健康医療開発機構理事)、宮園浩平(東京大学教授)の各先生による講演及びディスカッションが珠玖洋先生(三重大学教授/NPO健康医療開発機構理事)の司会で行われました。 新聞、ホームページ、会員、関係者へのメールによる情報送信、関連団体のウェブ情報などを通しての広報活動の結果、シンポジウムには300人余の方々が参加されました。参加者からは会場での質疑応答およびアンケート用紙を通して数多くのご意見・ご質問が寄せられました。アンケート用紙でのご質問に付きましては、順次回答をしていきたいと思っております。

●武藤徹一郎氏 基調講演 「がんで死なないために」 [21,187KB]

●土屋了介氏 特別講演 「日本のどこでも適切ながん診療を」 [5,899KB]

武藤徹一郎氏土屋了介氏
パネルディスカッション珠玖洋氏
上田龍三氏 河上裕氏
中村祐輔氏宮園浩平氏

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