2006 年 10 月 16 日の事務局会議で議論された重点課題等検討委員会の設置が決まり、
1.細胞医療の臨床研究推進に向けての環境整備への支援
2.分野融合TR推進への支援
3.医師主導治験の定着に向けての環境整備への支援
4.臨床試験の基盤整備と患者・国民・社会との連携推進の支援
の4分野について座長の珠玖洋先生のもとで3回の全体会合が開かれ、この4課題についてのサブコミッティが活動を始めることとなった。 委員会は、各回非公開で行われるが、議論や活動を進めながら、段階ごとに中間成果物を順次公開していくアウトプット指向の運営を行う。 また、2007年3月27日に開催された第4回検討委員会において5番目のサブコミッティ「漢方医療」が設置された。現在までの検討委員会活動の概要は下記の通り。
●筋萎縮性側策硬化症に対する肝細胞成長因子(HGF)による治療法: 東北大学、青木正志先生によるプレゼンテーション
●東北大学における橋渡し研究拠点の形成: 東北大学、西田幸二先生によるプレゼンテーション
●各プレゼンテーションを受けての自由討議
●培養骨髄細胞と多血小板血漿を用いた骨組織再生: 鬼頭浩史先生によるプレゼンテーション
●漢方 過去から未来へ: 渡邊賢治先生によるプレゼンテーション
●各プレゼンテーションを受けての自由討議
●探索医療としての膵島移植について:松本慎一先生によるプレゼンテーション
●プレゼンテーションを受けての自由討議
●新しいサブコミッティ「漢方TRの推進に向けて」:渡邊賢治先生によるプレゼンテーション
●「再生・細胞医療」サブコミッティの活動について:西田幸二先生によるプレゼンテーション
●「医師主導治験」サブコミッティの活動について:珠玖洋先生によるプレゼンテーション
●各プレゼンテーションを受けての自由討議
●「臨床試験基盤整備と患者・国民・社会との連携推進」サブコミッティー座長・上先生による変革期にある医療業界の現状、課題や成功する取り組みの方向性についてのプレゼンテーション。
●「医師主導治験の定着へ向けての環境整備の支援」サブコミッティー委員・嶋澤先生による 「治験」を取り巻く国内外の現状・規制の背景と目的・今後の社会の方向性当についての プレゼンテーション。
●各プレゼンテーションを受けての自由討議。
●「細胞・再生医療の臨床研究推進に向けての環境整備」サブコミッティー座長・西田先生 による、再生医療の現状と展望、課題等についてのプレゼンテーション。
●「異分野融合TR推進」サブコミッティー座長・森先生による、サクセスストーリーの紹介と 異分野融合やイノベーションを取り巻く現状と課題等についてのプレゼンテーション。
●各プレゼンテーションを受けての自由討議。
●本NPOのガバナンスと事務局の状況について、改めて。
●検討委員会のNPO内での位置づけ、ミッション、活動や組織運営の方向性について。
●当面の重点課題としての4つの課題について、背景と目的意識。
●個別課題についてのディスカッション。
●サブコミッティーの組成と運営について。